結婚とは、好きな人と「一緒にいること」ではなく「一緒に生きていくこと」です。
もちろん結婚する年齢として充分なアラフォー世代も例外ではなく、生涯共にする結婚には愛情だけでなく覚悟も必要となります。
今回の記事では、アラフォー世代を対象とした結婚前に心得るべきことを４つにしぼって解説します。
結婚は交際と違って、「ダメなら別れれば良い」と安易に決断できないからこそ、幸せな結婚生活に必要な心得を知っておきましょう。
現在のパートナーと結婚に進むべきかどうか悩んでいる方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
再婚を考えている方は以下の記事も読んでみてくださいね。
アラフォー向け 結婚前の心得その1 自由が減ることへの覚悟を持つ
アラフォー世代にとって結婚生活と独身生活の違いを最も感じるのは、さまざまな自由が大幅に減ることで、これが理由で独身を望む方もいるほどです。
もちろん結婚すれば独身では得られない幸せを数多く体験できますが、一方で自由を失う覚悟を持つことが心得として求められます。
自由に時間を使えない
結婚前は自由に時間を使えるため、
- 仕事の帰りに同僚と飲みに行く
- 休日を趣味に費やす
- 好きな時間に好きなテレビ番組を見る
といった過ごし方が可能です。
結婚してもこのような過ごし方はできますが、毎日毎回となると必ず揉めることになってしまいます。
出典：X
例えば夫は妻が食事を作ってくれていることで仕事を終えたら早く帰り、妻は家事をしなければならないことで長時間外出できなくなるのが基本です。
自由にお金を使えない
年齢的に考えて、アラフォー世代は結婚する前は贅沢しているケースが多く、これは長い独身生活によってお金に余裕があるのが理由です。
しかし結婚すれば自由にお金を使えなくなり、とくに将来子どもが生まれることになれば、むしろお金のやり繰りが厳しくなります。
出典：X
言い換えれば、結婚生活が成り立つ収入を得ていることが必要であり、「何とかなる」と安易に考えて結婚してしまうのは軽率です。
アラフォー向け 結婚前の心得その2 親や近所付き合いの必要性を知る
アラフォー世代に限らず結婚すれば隣人、親、親戚といった人付き合いが求められます。
このような人付き合いを面倒に感じ、誰とも付き合わないまま結婚生活を送りたいと思う人が多い印象です。
しかし全く関わらないとなると、様々な人間関係に支障が出ることから、人付き合いは最低限必要であり、これはアラフォー世代が結婚するための心得の一つといえます。
育児は親のサポートが欠かせない
育児は親のサポートが欠かせないため、恋人の親との関係性が悪いと苦労します。
例えば子どもが風邪を引いたら自宅での看病が必要ですが、親の協力がなければ夫婦どちらかが仕事を休まなければなりません。
出典：X
その意味で将来を見越しての心得として、恋人と交際している時点で親との関係性を良好にしておくことが求められるのです。
隣人と良好な人間関係を築く必要がある
アラフォー世代が結婚して新居に住めば、隣人を含めた近所付き合いが必要です。
さすがに友達ほどの関係性を築かなくても良いですが、完全に無視というわけにはいかず、近所からの評判が悪くなればその場所に住みづらくなってしまうでしょう。
一方で良好な人間関係を築けば結婚生活がしやすく、例えば長く住む隣人と親しくなることで評判の病院や安いスーパーなど、便利な情報を教えてもらえます。
出典：X
20代の夫婦なら、近所付き合いが苦手でも「あの夫婦はまだ若いから」で済みますが、アラフォー世代となるとそうはいかないため、結婚生活において必要な心得です。
アラフォー向け 結婚前の心得その3 パートナーに対する気持ちの確認
最愛の人と結ばれる結婚は、アラフォー世代にとって想像するだけで幸せな気分になりますが、一方で離婚してしまう夫婦も少なくありません。
相手のことを愛して結婚したはずなのに、なぜその愛情が失われて離婚に至ってしまうのでしょうか。
幸せな夫婦生活を送れるかどうかは、パートナーに対する気持ちが関係しており、現時点だけでなく将来も含めた気持ちの持ち方が心得として求められるのです。
完璧な人間など存在しない
パートナーのことを完璧な人間と思ってしまうと、結婚生活の中で不満が溜まりやすく、その理由として一緒に暮らす中で必ずパートナーの欠点が露呈するからです。
20代の男女と比べて婚活期間が長い点で、アラフォー世代は結婚相手に対して、「こんな素敵な人は他にいない」と感じやすい傾向があります。
もちろん愛情の意味でそう感じることは大切ですが、完璧な人間と思ってしまうのは褒める感情として過剰であり、いざ欠点が露呈した時に失望を招いてしまうのです。
「欠点が見つかったらどうしよう」ではなく、「欠点を受け入れる」という心得が大切であり、どうしても心配な場合は同棲期間を設けるのもひとつの方法です。
外見の魅力は低下する
結婚相手に対して外見的な魅力を感じている場合、その魅力は結婚生活の中で低下すると心得ておきましょう。
外見の魅力が低下する理由はいくつかあり、
- 年齢を重ねることで純粋に外見が劣化する
- ファッションや自分磨きに投資する金銭的余裕がなくなる
- 仕事、育児、家事などに追われてオシャレできない
といった要素が挙げられます。
出典：X
さらに毎日一緒に暮らせばパートナーが美男美女でも見慣れてしまうため、外見重視で結婚相手を選ぶ方は、その魅力が一生続かないことを心得ておきましょう。
アラフォー向け 結婚前の心得その4 子作りについて
子どもを作るかどうかは夫婦の自由で、「子どもが欲しい」という夫婦もいれば、「子どもはいらない」という夫婦もいるでしょう。
とくに40歳前後となるアラフォー世代の場合、年齢的な理由で子作りについては慎重に考えて話し合う必要があります。
出産のリスク
アラフォー世代は高齢出産となるため、リスクを伴います。
また結婚後に即妊娠する保証もないため、年齢によっては出産を諦めなければならなくなる可能性もゼロではないのです。
医師の判断によっては、子どもを諦める選択をせざるを得ないケースもあり、アラフォー世代の結婚においては将来の出産を約束できない覚悟が求められます。
ひとつの参考として、厚生労働省で母体の年齢別出生数などのデータを公開しているので、気になる方はこちらのページを確認してみてください。
▶【シングルマザーの方必見】失敗しないための恋愛ノウハウを解説します
金銭面の問題
子どもができると金銭面の負担が格段に大きくなるため、夫婦の経済力という現実的な要素も考慮しなければなりません。
アラフォー世代の結婚に限らず、子どもを作るかどうかを話し合う場合は、「子どもを作って果たして生活できるかどうか」を考える必要があるのです。
出典：X
結婚は魅力だけで決断すると後悔する可能性がある
独身のアラフォー世代にとって結婚は魅力的ですが、一方で心得ておかなければならないことが多々あり、人によってそれは結婚のデメリットにもなるのです。
結婚の心得を知った上で、自分が本当に結婚を望むかどうか、さらにはどのような結婚生活を望むのかを考えてみてください。
結婚の心得とはいわば「結婚する上で必要な覚悟」であり、その覚悟ができれば不安なく婚活できるでしょう。
結婚に進むうえでの恋人関係の築き方のヒントを知りたい方は以下の記事も読んでみてくださいね。
▶【婚活攻略】恋人未満から恋人関係になるためのポイント8選【恋愛初心者必見】
コメント